赤い風船アタマになればいいのよ



6歳頃から通い始めたピアノ教室

―――月に2回

―――日曜日だったと思う




ピアノのある部屋の手前に

控えの間があり

そこで死ぬほど待たされたことを

今でもはっきりおぼえている




一応予約制になっていたのかもしれないけど

行くと必ず

子供にとっては永遠と思える時間を待たなければならず

本も玩具も何もないところで

知らない子供たちと一緒に狭いベンチで

何もしないでじっと座っていなければならないのが

とても苦痛だった




皆お行儀よく 

お人形のようにじっと座っているのが不思議で

「この子達は本当に生きているのだろうか?」

息をしてるかどうか確かめたりして気を紛らわせていた




いよいよ我慢しきれなくなると

何を考えたのか(→何もヾ(≧▽≦)ノ彡)

赤いレッスンバッグから中身(バイエル)を抜き出して膝の上に乗せ

バッグを頭からすっぽり被って遊んでいた




光の透過で

赤いテントの中にいるような感じがして面白かった のだろう

首のところを両手で絞って”風船あたま”にしてみたりもした

もしハサミがあれば目のところを切り抜いていたかもしれない




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こうしてしばらく赤い世界に浸っていると

いきなり先生に呼ばれて叱られるのだ



「そんなもの被っちゃだめですよ! 危ないからね」



順番で呼んだのかと思ったらそうでもなくて

他の子を呼びに来たついでに

レッスンバッグを被っているおばかな子をみつけて

叱っていくのだった





がっかりして

一度脱いだバッグを被り直してまた赤い世界を楽しんでいたら

またみつかって




「危ないから外しなさい! 息ができなくなったらどうするの!」 




とうとうかなり暴力的に剥がされてしまった








こんなことが2度ほどあった後


レッスンの時間は細かく予約制になり


待たなくてもよくなったのだった





詳しい経緯はまったくわからないが


我慢できない7歳児の行動を観て


先生が待ち時間の退屈さを察してくれたのかもしれない











この子








とても7歳児にはみえないんですけど\(◎o◎)/







12歳ぐらいに・・・あっ そういう問題じゃないかΣ\( ̄ー ̄;)






7歳にしてすでに 大人の女 を演じられる天才少女





でもこの子だっていつか


賞賛する大人たちの醜い部分

=子供(特に才能ある子)を餌食にするシステム=の言いなりになることに

嫌気がさす時が来るかもしれない






お人形のように大人しく良い子であることの居心地悪さに気付いたら

いつでもどこでも

赤い風船アタマになればいいのよo( ̄ー ̄)*















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by nanoo6B | 2014-04-20 16:02 | 思うこと